Veem v12のバックアップにScalityが最適なオブジェクトストレージである6つの理由
Gartnerのランキングで1位*を獲得したバックアップ用オブジェクトストアは、柔軟性やパフォーマンスを犠牲にすることなく、ランサムウェア保護、データ不変性、運用効率を実現するためにVeeam社と協業しています。
*2022 Gartner Critical Capabilities for Distributed File Systems and Object Storage
高可用性ならびに失敗しないリストア
現場では58%のバックアップが失敗しています 。* 事業の継続性と運用を維持するためには、バックアップの復元は、高速かつ予測可能で信頼できるものでなければなりません。
組織のデータが危機に瀕しているとき、バックアップソリューションは驚異的な回復力と高可用である必要があります。テープ、アプライアンス、クラウドでバックアップを取得する場合、長所に加え、様々な短所が存在します。
テープの課題
テープは、オフサイトやエアギャップでのバックアップコピーや長期アーカイブの役割を担っていますが、現代のバックアップニーズに対して問題がないわけではありません。テープの信頼性を長期的に維持するには、定期的にデータを書き換える必要があるため、テープの管理には頭を悩ませることになります。また、テープドライブが時代とともに古くなったり、サポートが受けられなくなったりするため、古いドライブで作成されたテープは読み取りが困難、または不可能になることがあります。
アプライアンスの課題
バックアップアプライアンスは通常、2台1組で購入しないと単一障害点となってしまい、コストが2倍になってしまいます。また、バックアップとリストアでは、性能に大きな差があります。
クラウドの課題
クラウドバックアップは、バックアップコピーとしては問題ありませんが、クラウドストレージからのリストアには時間を要します。特にAmazon S3 GlacierやAzure Archive Storageのようなコールドストレージサービスからのリストアは、即時にリストアを行いたい場合には適していません。
Scalityの特徴
単一障害点がなく最大14nineのデータ耐久性を実現する分散型ソフトウェアソリューション
複数拠点での同期または非同期構成を実現し、高水準の可用性を実現
従来のバックアップソリューションに比べ、4~8倍の高速リストア
ダウンタイムが発生することはビジネスに大きな影響を及ぼします。
バックアップストレージ・ソリューションの評価において、性能は有効性と価値の重要な指標となります。
Scalityを利用することにより、重要なサービスを5分以内に復旧させることが可能です。
6GB/秒のリストアスループット(Scalityはこれを超える性能を実現します)と仮定すると、Veeamは100台のVMを5分未満でリストアすることが可能です。
3GB/秒のリストアスループットを仮定すると、Veeamは100台のVMを10分でリストアすることが可能です。
ダウンタイムが発生することによる機会損失コストは1時間あたりいくらになるのでしょうか?*
$300K
for 91% of enterprises
$1–5M
for 44% of enterprises
16x
higher costs for companies with frequent downtime
ビジネスが24時間365日体制になる以前は、企業のIT部門は夜間の「バックアップウィンドウ」でバックアップを実行していました。しかし、今日のデータニーズは、そのような時間をほぼゼロに近づけ、迅速なバックアップの実行と完了が求めらています。
バックアップが高速であればあるほど、限られた時間でより多くのデータをバックアップすることができ、リストアが必要な場合は、高速であればあるほど、より速く業務を再開することができます。
*2021 Hourly Cost of Downtime survey, ITIC
VeeamバックアップにおけるScalityのパフォーマンスについて
S3でのバックアップ/リストアのスループットは80TB/hour
Assuming standard six-node architecture, 50% dedupe/compression ratio from backup application
バックアップ 時と リストア 時で同じスループットを実現
Not the case for backup appliances!
簡易な性能スケールアウト
Simply add more servers as the number and size of backup jobs increases
1プラットフォームで多くのワークロードに対応
Run multiple backup jobs simultaneously into one Scality deployment — we thrive on high aggregate throughput workloads
結果
従来のソリューションと比較して4~8倍の高速リストア
Scality can do 80 TB/hour, for both backups and restores — that’s 4x faster than a leading backup vendor’s largest appliance and 8x faster than their small and medium-sized appliances.
And, unlike appliance solutions, Scality doesn’t suffer a restore performance penalty.
Here’s how the math works…
バックアップアプライアンスベンダーは、最大かつ高価な構成で、ピーク時のスループット性能を20-30TB/hourまでと提示しています。バックアップのソースでデータ削減(圧縮と重複排除)を行い、最終的にストレージソリューションに送るデータを少なくすることで、さらに高いレベルのパフォーマンスを実現するとしています。
バックアップアプライアンスで重複排除されたデータを再計算すると、大きなオーバーヘッドが発生し、リストアパフォーマンスに悪影響を及ぼします(最小で10%、最大で75%のリストアパフォーマンス対バックアップパフォーマンスの低下)。
そのため、最大規模のアプライアンス・ソリューションでは、一般的に20TB/時以下の速度でデータを復元しています(小規模なソリューションではその半分以下です)。このような現実から、Scalityは重要なリストア作業において4~8倍のパフォーマンスアドバンテージがあることがわかります。
オブジェクトロックによるランサムウェア対策でデータ損失をゼロに
イミュータビリティ(不変性)のは、データの削除や変更(悪意があるかないかにかかわらず)から効果的に保護するため、ランサムウェアとの戦いにおいて必須であることが広く認識されています。
Note: すべてのオブジェクトストレージベンダーが真のイミュータビリティをサポートしているわけではありません。ソリューションを検討する際には、S3 Object Lockがサポートされていることが重要となります。
Veeamとの提携により、Scalityのソリューションは、ランサムウェアの影響を受けない、真のエアギャップ、改ざん防止バックアップデータを提供し、攻撃された場合に堅牢かつ迅速な復旧を可能とします。
Scalityは、Veeam v12の機能一式をサポートする唯一のSoftware-Defined Object Storageのパートナーです。
- Direct-to-object storage: バックアップのパフォーマンスを犠牲にすることなく、オブジェクトストレージの信頼できる不変性と無制限のスケーラビリティを最大限に活用することが可能です。
- Smart Object Storage API: データの使いやすさ、可視性、管理性を向上させ、最も要求の厳しいデータ環境を合理化します。簡素化されたストレージ階層は、妥協することなく、パフォーマンスと容量の両面を最適化します。
Scalityは、4つのレベルでランサムウェアからデータを保護
Amazon S3 API
データの暗号化
分散型イレイジャーコーディング
オブジェクトロック(データの不変性)
ランサムウェアからの保護と復旧のヒント
For more ransomware protection and recovery best practices, download Gartner’s report:
How to Protect Backup Systems From Ransomware Attacks.
「3-2-1-1バックアップルール」をオブジェクトストレージで実現
3-2-1バックアップルールの考え方は理想的なバックアップ方式として認識されてきました。そして今日ではミッションクリティカルなデータを確実に復旧性を確保するための方法として広く活用されています。
3
2
1
1
Scality オブジェクトストレージは、3-2-1-1の各バックアップ層でVeeam v12で実証されたソリューション
イミュータブルなパフォーマンス領域
with direct-to-object backups
イミュータブルなキャパシティ領域
with scale-out object
イミュータブルな長期保領域
for monthly/yearly backups
Microsoft 365のバックアップを50%効率化
VeeamがMicrosoft 365のバックアップにS3オブジェクト・ストレージを推奨している理由
S3オブジェクトストレージでは、ブロックベースのストレージよりも少ないストレージ容量で構成可能です。これはVeeamのデータブロックサイズや、オブジェクトストレージに送られるバックアップの圧縮をより効果的に使用することで実現しています。またデータサイズがブロックベースのストレージと比較して少量のため、バックアップやリストアに要する時間も削減可能です。
Microsoft 365のバックアップにScalityのオブジェクトストレージを利用するメリット
効率の向上
性能の向上
スケーラビリティ
Veeamサーバーのワークロードを軽減
IDCによると、Scalityの顧客は59%のTCO削減とそれ以上の効果を享受
特に長期保存の場合、規模が大きくなると費用対効果が非効率となる他のソリューションとは異なり、Scalityは効果的なTCO削減を実現します。
IDCはお客様にインタビューを実施した結果、Scalityがストレージコスト、ITオペレーション、ビジネスインパクトなどについて、以下のようなメリットが明らかになりました。
Scalityがもたらす価値
59%
reduction in total cost of ownership
366%
5-year return on investment
31%
more efficient IT infrastructure staff
192%
more storage capacity available
65%
reduced cost of storage capacity
53%
faster IT agility to deploy new storage
19%
more productive analytics teams
53%
more productive end users
See what enterprise customers say about Scality
Download IDC’s research paper to see the full results of their interviews.
“Scalityはデータを安全かつ不変に保つための最高のバックアップストレージです”
Your data is invaluable.
Backup to the best.
Protect your backup data with confidence using Scality’s time-tested immutable architecture to eliminate silos and simplify management.
Zero downtime
No data loss
Lightning-fast performance
Unbreakable ransomware protection
Flexible hardware + software integrations
Cost-effective disaster recovery solutions
Unbeatable peace of mind
See Scality + Veeam Data Platform v12 in action
Join a live demo and get all your questions answered
Veem v12のバックアップにScalityが最適なオブジェクトストレージである6つの理由
Read more about the Scality + Veeam partnership